沈下修正工事とは?
地盤沈下などにより、傾いてしまった建物を水平に戻す工事です。
主な工法として
- アンダーピニング工法
- 薬液注入工法
上記の2つになります。
アンダーピニング工法は、建物の下に人が入れるスペースを作って、50cm程度ずつ切断した鋼管杭を
建物の重さとジャッキの力で支持地盤まで圧入します。
建物の全体に杭を配置したら、ジャッキににてレベルを微調整して水平に戻していきます。
薬液注入工法は
薬液を地中の隙間に流し込み膨張させることにより、建物を持ち上げる工法です。
東日本大震災の液状化による被害で不同沈下が多くみられた、千葉県浦安市の埋立地は支持地盤が深いため、この工法が多く取り入れられました。
施工の費用は施工条件や敷地の広さによって変わりますが、アンダーピニング工法が1,000万円程度で薬液注入工法は500万円程度で施工が可能です。
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